全日制の公立校や私立校、定時制、単位制高校、通信制高校等、発達障害のお子さんが高校を進学する際の選択肢はさまざまです。ここでは、進路の選択肢や志望校の選び方、受験時の勉強方法についてまとめました。
発達障害のあるお子さんの進路候補には、どのようなものがあるのでしょうか。
一部の公立高校では、通級指導教室を設置している学校もあります。私立高校の方が、発達障害などの特性に、柔軟な対応をしているところが多いようです。
全日制高校とは異なる時間帯に授業を行う高校です。朝、昼の時間帯に授業を行う、2部制、3部制の学校もあります。
学年による教育課程の区分がありません。3年以内に必須科目74単位を満たすことで、卒業資格条件を取得できます。
通信による教育を行うため、指定された日以外は登校の必要がありません。
原則、特別支援学校教諭免許を取得している教員が指導を行います。
高校選びは、どのお子さんも迷うところです。発達障害のあるお子さんの場合ですと、特性に対しての配慮やサポート体制も、高校選びの大きな要因になると思います。
進路相談で、ある程度絞られたあとは、パンフレットやホームページの情報以外に、知り合いや親の会などで、生の声の情報を集めるようにしましょう。進路先候補の卒業生や在籍している人の話が聞けると、尚良いですね。
オープンスクールや体験入学で、学校の雰囲気を知ることも大切です。先輩お母さん中には、普段の生徒の様子を知るために「登下校の様子を見に行った」という方もいます。無事に高校に入学するまで、大変な時期ではありますが、できるだけ実情に近い情報を集めるようにしましょう。
抽象的に考えたり理解したりがしづらい特性から、文章を読んで想像することが苦手な人が多いです。教材に画像を使ったり、具体例を挙げることで理解がしやすくなります。学習目標を立てて、計画的に進めることが苦手な場合は、教師や親ごさんがフォローしましょう。
集中力が続かなかったり、気が散りやすいため、勉強をする際は机の周囲に物を置かないなどの整理整頓をしましょう。名前の書き忘れや、解答欄のズレ等のうっかりミスを減らすために、確認する癖を付けましょう。
学習支援ツールの使用やタブレットを使う学習教材の利用も有効です。
次に、受験の際に受けられる配慮の事例を見てみましょう。
など、これらの対応は、学校によって異なります。配慮を希望する場合は在籍している中学校を通して申請します。保護者、中学校、受験を希望する高校の3者で相談となります。
学習面でサポートが必要なお子さんの高校受験には、ご家庭での精神的なサポートとともに発達障害専門で受験対策を実施している、学習塾や家庭教師の利用がおすすめです。