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不安を解消するには？

SST（ソーシャルスキルトレーニング）とは、人とのかかわり方や集団の中での振る舞い方などを身につけるためのトレーニングです。社会生活技能訓練や社会生活スキルトレーニングとも呼ばれることがあり、教育現場のみならず医療現場や企業など幅広く導入されています。

発達障害の子どもはコミュニケーションや相手の気持ちを汲むことに課題を抱えているケースが多く、対人関係や集団行動を苦手とします。

SSTではコミュニケーション力をはじめとしたソーシャルスキルを培うために、グループワークやディスカッション、ロールプレイングなどさまざまな手法を用いるのが特徴です。学校や職場、地域との交流を促進する上でも、SSTによって社会性を培うトレーニングが必要です。

LST（ライフスキルトレーニング）は、社会の中で安定した生活を送るためのスキルを身につけるためのトレーニングです。

SST（ソーシャルスキルトレーニング）では対人関係や集団行動を円滑にするための社会性を培うことができますが、将来自立した生活を送るにはライフスキルも身につける必要があります。

LSTでは、健康管理や家事の仕方、余暇の過ごし方など生活をより良くするための方法を中心にトレーニングを行います。

さくらんぼ教室では、発達障害の子どもの教育で30年以上にわたり培ってきたノウハウに基づいて開発したソーシャルスキルトレーニングを実施。「学校生活力」、「家庭・社会生活力」、「自分を理解し表現する力」、「他者を思いやり関わる力」、「自由にイメージする力」、「進路決定・働く力」にアプローチする指導を行い、バランスの取れた社会性を身につけます。

先輩方の進学の体験談を聞けるSSTを実施しているのは、さくらんぼ教室ならではの取り組みです。以前は人前で話すことを苦手としていた先輩方が、みんなの前で堂々とスピーチする姿を見ることによって、子どもたちにいい刺激を与えられます。

SSTだけでなく、社会人コースを対象として自立に向けたライフスキルが磨けるLSTも提供。健康管理や休日の過ごし方、金銭・スケジュール管理、ストレスマネジメントなど１年を通じて多彩な研修プログラムが用意されています。

さくらんぼ教室のLSTは、ライフスキルだけでなく「ビジネススキル」や「コミニケーションスキル」を培うプログラムも盛り込まれているのが魅力です。ビジネススキルでは、身だしなみや報告・連絡・相談など働く上で必要なスキルを学び、コミュニケーションスキルでは初対面の人との接し方や恋愛についても学びます。トレーニングの一環として、年に1回のバス旅行や親睦会、交流会なども実施しているので、人間関係を広げることもできるでしょう。